子どもの頭にシラミがある!どうしよう!

浦安市公設公営保育園では、園児たちがアタマジラミにかかる時があります。シラミと聞くと驚きますが、きちんと対処すればすぐになくなります。風邪と違って、保護者が駆除せずにそのままにしていると、別の子どもに何度もかかります。保育園だけで対処するのは無理です。私たち保護者が自分たちで勉強して、自分たちで頑張って駆除しましょう。

 

対処法:

 

[1] Googleで「シラミの話」を検索すると、ニワトリさんマークの大日本除虫菊株式会社(KINCHO)のページがヒットします。蚊取り線香で有名な会社です。このページには、シラミのことが詳しく説明されていますので、目を通しておきましょう。

 

[2] 保育園のお迎えから帰ってきたら、子どもがその日のことを自慢気に話している短い時間に、頭皮や髪の毛をチェックをしましょう。遅くなければ、その日のうちにドラッグストアに薬を買いに行って、お風呂で対処を始めることができます。

 

[3] シラミや卵らしきものを見つけたら、深呼吸して落ち着きましょう。シラミや卵の画像はネット上にたくさんあります。本当にシラミなのかを確認しましょう。その場で髪の毛を切ったり、卵を取ろうとするのはやめましょう。

 

[4] 【重要】子どもが薬品に敏感な体質、もしくは親だけでは対処が不安な場合には、お世話になっているお医者さんに相談しましょう。その他の場合は[5]に進んでください。

 

[5] 薬局やドラッグストアで「スミスリンL シャンプータイプ」を購入しましょう。「スミス、リンス、シャンプー」と3回唱えれば名前を覚えることができます。気の利いたドラッグストアなら、店員さんにこのまま伝えても商品が出てきます。価格は数千円です。KINCHOやダンヘルスケアが販売していて、30年以上の歴史があります。説明書はネットでも見れますし、ネット通販もできます。

 

[6] このシャンプーには、イラスト入りの丁寧な説明書や、卵を除去するためのクシが付属しています。解説本や新しいクシを購入する必要はありません。保育園で流行りだしたら、あらかじめ購入しておいてもいいでしょう。

 

[7] あとは、お風呂に入る時にスミスリンシャンプーで洗髪するだけです。実際には「シャンプーをしながらトリートメントをする」という感じです。慣れれば10分間以内に完了します。毎日ではなくて、3日に1回のペースで続けます。普通は翌日から効果が出て、1週間から10日で綺麗になくなります。

 

[8] 詳しい方法についてはスミスリンシャンプーの説明書にイラストがあります。①少し髪を濡らして、②液体を頭に振りかけて、③髪の毛や頭皮に「まんべんなく」泡を行き渡らせてから、④タオルを頭にかぶせて5分間待ちます。

 

[9] このタオルは、粗品でもらうような薄いもので構いません。100円ショップで購入して使い捨てにしてもいいでしょう。世の中にはサランラップを子どもの頭に巻く親もいるようですが、意味がありませんし「危険」なので絶対にやめましょう。

 

[10] スミスリンシャンプーをきれいに洗い流します。普通のトリートメントだと、ちょっと緩く流したりもしますが、このシャンプーはお薬ですので、きっちりと流します。流した後は、いつものシャンプーやリンスをしても構いません。

 

[11] タオルや枕カバーなどは熱いお湯につけてもいいですが、乾燥器付きの洗濯機をお使いの場合には、しっかり洗濯して熱風で乾燥させるだけで大丈夫です。

 

 

気をつけること:

 

[1] シラミ予防のためだけに子どもの髪を短く切るのはやめましょう:(スミスリンシャンプーの説明書には「髪の毛が短い方が処理が楽です」と書いてありますが、決して男の子の丸坊主を推奨している訳ではありません。)

 

[2] シラミが見つかった瞬間に髪を短く切るのはやめましょう:(髪の毛についたシラミの卵は長い間、生きていますので、髪の毛ごと捨てようとすると、髪の毛と一緒に卵をまき散らすことがあります。)

 

[3] シラミ取り用のクシだけで頑張って駆除するのはやめましょう:(物理的な完全駆除は困難です。)

 

[4] ドライヤーで熱風をあててがんばるのはやめましょう:(シラミを殺す温度まで乾かすと、熱くて辛いです。)

 

[5] 普通のシャンプーで、がしがしと何度も洗髪するのはやめましょう:(毎日のきちんとした洗髪は予防のために大切ですが、シラミがついてしまった後の完全な駆除は無理です。)

 

[6] シラミが見つかった友だちや保護者を責めるのはやめましょう:(別に不潔にしていた訳ではありません。明日は我が身です。恥ずかしいからと言って何もせずにそのままにするのもやめましょう。)

 

[7] 園長や保育士さんたちにクレームを入れるのはやめましょう:(保育園だけで対処できる問題ではありません。クレームを入れる前に自分たちで勉強しましょう。シラミをもっている子どもがクラスにいれば、衛生面で気をつけていても広がりますし、完全な防御はできません。これは保護者の責任であると言えます。保護者一人ひとりが対処すれば流行もなくなります。)

 

[8] タオルの共用はやめましょう:(お風呂上がりの一人目の子どもを拭いた後、引き続いて次の子どもを拭くのはよくありません。)

 

[9] タオルや枕カバーなどを洗濯した後、必要以上に天日干しにこだわるのはやめましょう:(熱風乾燥がついた洗濯機があれば、明日の天気を気にする必要はありません。)

 

[10] ネット上の情報には気をつけましょう:(公的機関の確認ができていないような製品や、不確かな対処法に手を出すと長引きます。)

 

[11] アタマジラミとケジラミは違うので注意しましょう:よく誤解されますが、「ケジラミ」は陰毛のシラミのことです。園児がかかるのは「アタマジラミ」です。小児科や父母会、薬局、その他の場所で混同しないように気をつけましょう。

 

[12] 日本には、スミスリンシャンプーに対して抵抗性をもつアタマジラミがいます。処理をしてもシラミがなくならない時には、皮膚科を受診しましょう。

 

 

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