保育料を手っ取り早く調べるコツ

保育園に子どもを預ける時に気になるのは、やはり「保育料」ですよね。「え? 高くない?隣の自治体はどうなの?」と思う人も多いのではないでしょうか。しかし、ネットで調べると簡単にヒットしなかったり、結局、市役所に問い合わせることになったりと、面倒になる時もあります。ここでは、各自治体の保育料を簡単に調べるコツをご紹介します。

 

保育料はどうやって決められるのか?

まず最初に、このページでの保育料とは、国や各自治体が基準として定めている保育料のことで、主に認可保育園が該当します。新制度前の平成26年(2014年)現在、保育料は全国で一律ではなく、それぞれの自治体が国の基準や、自治体の財政を考えながら決めています。また、保護者が支払う保育料は「応能負担」という方式がとられることが一般的です。この方式では、保育料がその世帯の所得(所得税の金額)などに応じて決められます。家族の構成(シングルか否かなど)などが考慮されることもあります。

 

市町村の保育料を普通に調べる方法 (検索エンジンによる検索)

何かを調べたい時には、多くの皆さんがインターネットの検索サイト(GoogleやYahoo)などを使うのではないでしょうか。検索サイトで市町村の保育料の基準を調べる際には、多くの場合「自治体の名前 保育所保育料徴収基準額表」もしくは「自治体の名前 保育料」といったキーワードで検索するとヒットします。浦安市の場合には「浦安市 保育所保育料徴収基準額表」や「浦安市 保育料」で簡単にヒットします。所得に応じて保育料が設定されていたり、第二子や第三子を預ける時には保育料が安くなることも分かります。

 

保育料を調べる時、検索サイトは万能ではない

しかし、検索サイトを使って保育料を調べる方法は万能ではありません。Googleなどでうまくヒットしなかったり、どれが正しい情報なのかよく分からないことがあります。例えば、別の年度の保育料基準額表がランキングの上位になったり、別の自治体の保育料が並んだり、延々と探しても見つからないこともあります。さらに、自治体によっては、市役所や町役場のウェッブサイトを開いて、保育に関するページを探してもたどり着けない場合があります。そうなると、市役所や町役場に行ったり、電話で問い合わせるしかないのでしょうか? いいえ。別の方法があるのです。

 

検索サイトを使わずに保育料の基準額を調べる方法

実は、各自治体のルール(条例や規則)は「例規集」というものにまとめられていて、最新版がネット上で公開されているのです。もちろん、この中に保育料の基準額についても記載されています。多くの場合、これらの自治体の例規集は、Googleのプログラム(サイトを巡回するクローラー)が入り込めないようなシステムの中にあり、Googleによる検索でヒットしません。それならば、自分で市町村の検索システムの中に入って、保育料を調べればよいのです。

 

例規集にアクセスする (①自治体のホームページから)

それでは、自治体のホームページから例規集へのアクセスについて考えてみましょう。自治体のホームページには「サイト内検索」という機能があります。しかし、ここに「保育料」と入力して検索しても、関連した規則と違うファイルばかりが表示されたり、全く見つからないことが多いです。これは、自治体のサイト内検索が、通常、GoogleやYahooの検索エンジンをベースにしているので、例規集のシステムとうまく連動しないためです。その場合、サイト内検索で「例規集」と入力して検索すると例規集のトップページにヒットします。ここから自分で目的のページを探すことになります。「難しいのでは?」と感じるかもしれませんが、コツさえつかめば、全然大丈夫です。

 

例規集にアクセスする (②第三者のリンク集を利用する)

例規集を閲覧する際には、各市役所のホームページからアクセスするのが最も確実です。しかし、引っ越しのタイミングで保育園を探す時や、自分が住んでいる市町村の保育料を近隣の自治体と比較したい時には、たくさんの自治体の保育料を手っ取り早く調べる必要があります。そのような場合には、各自治体の例規集へのリンクを集めたサイトを使って、直接、例規集にアクセスすることもできます。ここでは、「洋々亭の法務ページ」を使わせていただきます。このホームページのメニューの「Web例規集」をクリックすると、自治体Web例規集へのリンクが表示されます。(※リンク先がなくなっていたり、古くなっている可能性はゼロではありませんので、ご注意ください。)

 

Web例規集を使って保育料を検索する

それでは、実際に自治体のウェッブ例規集を使ってみましょう。例規集にアクセスすると、あまり見慣れないページが表示されます。これらは、自治体のルール(条例や規則)を管理するための検索システムの画面です。普通は企業がシステムを作って自治体に提供しています。また、私たちが一般的な検索を行う際に、GoogleやYahooの検索サイトを使うように、市町村の例規集のネット上の検索システムにもたくさんの種類があります。有名な検索システムは「REIKI-BASE」や「e-Reiki Net」です。それぞれのシステムは、私たちが使いやすいように工夫されていて、操作自体はとても簡単です。

 

① 例規集のページを開いたら、まず更新日時を確認します。

 

②「例規集目次」もしくは「体系目次」「目次検索」といったメニューをクリックして、条例や規則の一覧を表示させます。

 

③ 普通は画面左側にメニューが表示されます。たくさん並んでいる項目の左側に「+」や「-」が表示されているはずです。「+」をクリックすると、その下のレベルの情報が表示されます(ここでは「展開」と表現します。)

 

④ 一覧の中で「民生」や「福祉」や「厚生」という名前がついている項目の左側の「+」をクリックして、隠れている項目を展開させていきます。

 

⑤「児童福祉」もしくはそれに似た項目が見つかったら、その項目をクリックします。

 

⑥ 普通は、画面の右側にたくさんの条例や規則が並んで表示されます。その一覧の中に「○○市保育所保育料徴収規則」もしくはそれに似た名前の規則がありますので、クリックして表示させます。

 

⑦ 自治体によっては、保育料が記載されている規則に「徴収規則」ではなく、「条例施行規則」や「運営規則」のような名前が付けられていることがありますが、「保育」という文字が入っている規則を順番にクリックしていけば保育料が見つかるはずです。

 

⑧ 「保育」という文字が含まれている規則に保育料が見当たらない場合、「こども園」についての規則を見ると保育料の一覧が掲載されている時があります。このようなケースは、比較的小規模な市町村で、認可保育園を全て認定こども園に移行した場合によく見られます。

 

⑨ ページが表示されたら、下方向にむかって画面を移動させていきます。すると、保育料の基準額表が掲載されています。

 

⑩ ちなみに、浦安市の場合には、「浦安市保育料の徴収に関する規則」というリンクに保育料基準額表が記載されていました。

 

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