浦安市長室は思ったよりも近かった: 松崎市長とお会いして

フォーラム2013の最後の思い出作り

2014年4月5日(土曜日)

 

2013年度のフォーラムでは、①保護者の負担を減らすためのフォーラム改革に成功し、②市役所に要望して各園の施設整備に十分な予算をつけて頂き、③保育園や市のご支援のもとで「土曜保育の平日化」を実現して頂き、④これから始まる「子ども・子育て支援新制度」の事業計画に対して保護者として提言しました。

 

2014年度の市の一般会計の当初予算も成立し、フォーラム2013のメンバーたちは、ホッとして次年度の役員への引き継ぎに向けてクールダウンを始めました、、、と思いきや、フォーラム2013の勢いは止まりません。「せっかくだから、浦安市長の松崎秀樹さんと一緒に記念写真を撮ってこよう!」という話になりました。

 

思い立ったら早速行動。市議会議員さんに相談したところ、「松崎市長も保育園児の保護者とぜひお話ししたいそうです。よろこんで。」とのこと。「おい! マジかよ!」と驚くメンバー。フォーラム2013のファイナルステージがやってきました。

 

謁見前なう

保育園児の保護者たちは平日に仕事がありますから、松崎市長や議員さんや市の職員さんたちは、わざわざ閉庁日の土曜日に場をセッティングしてくださいました。

 

市長室は市役所の本庁舎にあります。開始前にエントランスで雑談をしているフォーラムメンバーたちに緊張感は全くありません。「うわー、こうやって見ると浦安の庁舎ってボロいよなぁー。」と言ってるところに芦田議員が登場。

 

古びたエレベーターで市長室フロアへ。「いかにも敏腕!」という感じのカッコいい美人秘書さんの誘導で待合室に入ります。こちらの秘書さんは、浦安市の婚活パーティーでは「愛のコンシェルジュ」としてご活躍されたそうで、確かに市役所職員というよりも、コンシェルジュのような素敵な方でした。

 

写真は市長室のあるフロアからの眺めです。市民に近い目線ですね。

 

 

市長室があるフロアの待合室でくつろいでいる猫実父母会、富岡父母会、日の出父母会のお父さん(親父?)の役員たちです。正装をして来ました。フォーラムでは、こうやって元町と中町と新町の親が友達になります。

 

待合室はとても立派な作りをしていて、ホテルのロビーのようです。市民やお客さんを迎える場所だからでしょうか。

 

右端のご婦人は、今回の訪問の場をセッティングしてくださいました浦安市議会議員の芦田由江さんです。

 

控室の壁にある浦安市の航空写真を見てテンションが上がり、ワイワイと盛り上がるフォーラムメンバーたち。見学に来た中学生や高校生のようです。「おお、まだ高洲保育園がないぞー!」「そう、ここの公園、いいよね!」

 

この時は、まだ誰も、控室のすぐ近くに市長室があって、しかも市長室のドアが全開だったということに気づいていません。

 

 

控室の窓側の壁には昭和20年代の浦安町の航空写真もありました。

 

「僕が生まれたのはずっと後だけど、境川がここだから、入船はこの辺りで、日の出はこの辺りで。。。今の市庁舎ができる前は、たしか木造の役場みたいな感じの建物があったような。。。」浦安生まれ浦安育ちの副会長が説明してくれます。

 

「おお、こうやって見ると、たしかに漁師町だなぁー。」と他の自治体から浦安にやってきた新町の親が素直に驚きます。

 

松崎市長は思ったよりも大きかった!

「お待たせしました。どうぞこちらへ。」との秘書さんの誘導に、神妙な面持ちで出発。控室でフォーラムメンバーがハイテンションで大はしゃぎしていたことは、たぶん市長がお気づきだったと思います。(笑)参加者が多かったため、市長室ではなくて、隣の市長公室へ。

 

突然、窓側にある隠し扉のような別のドアから、忍者のように松崎市長が登場! 市長公室と市長室は壁一枚の距離で、ドアと壁が同じ柄だったのです。不意をつかれてびっくりするフォーラムメンバー。

 

祭りやイベントで遠目にお姿を拝見したことがある市長が、私たち保護者の目の前に座っておられます。なんだか不思議です。写真よりも肌ツヤが良くて、お若く見えますし、フランクな感じです。何より、「思ったより大きい! 思ったより動きが素早い!」

 

市長:「保育園児の保護者の皆さんは平日に働いていますので、なかなか機会がありませんでしたが、ぜひお話をお聞きしたいと思っていました。」

 

フォーラム:(おお!)

 

市長:「普段から溜まっていることがたくさんあるでしょうから、ぜひこの場で言ってください。」

 

フォーラム:(あり!? 市長、何か勘違いしてないか? 保護者が進撃してきたと思ってないか?  最近、何かあったのか?)

 

 


テーブル上の青色のマーカーが入った書類は、これから浦安市で始まる少子化対策プロジェクトについての、松崎市長のロードマップです。子育て支援を含めて、考えつく限りの素晴らしい計画が満載です。近いうちに公開されると思います。

 

 

(まずい。市長から「進撃の保護者」だと思われているかもしれない。。。)フォーラムメンバーに緊張が走ります。

 

「松崎先生! 浦安保育フォーラムは、突き上げ型の保護者の団体ではありません! 」

 

「私たちは、特別な要望を持たずにこの場所に参りました! 浦安市が積極的に子育てを支援してくださっていることを知っているからです!」

 

「保育園児の保護者として、浦安市に感謝するために、そして浦安の保育行政を勉強させて頂くために、この場を設けて頂きました!」

 

と、目の前の浦安市長に向かって堂々と語るフォーラムのお父さん。どういう心臓をしているのでしょうか。

 

 

市長:「あ、そうだ、君!アレ、あるかな?」

秘書:「はい。分かりました。」

 

あうんの呼吸で配布して頂いた資料がこちら。"浦安市就学前「保育・教育」指針 改定 いきいき☆浦安っ子 「乳児・幼児期にふさわしい生活の展開と学びの芽を育み、そして就学へ」"という冊子です。

 

要は、「浦安市の未就学児をどのように保育し、教育するかというガイドライン」のようです。保育園や幼稚園は、家庭や地域とともに子育ての中心的な役割を担っていることをきちんと認識していて、保育士さんや幼稚園の先生たちが中心となって、各年齢毎に非常に綿密な指針が立てられています。

 

ちょうど、小学校の学習指導要領のようなものが、浦安市の保育園にもあると思えば分かりやすいと思います。浦安の認可保育園で教育面での配慮がなされているのは、こういうことなのですね。

 

市長:「浦安市では、保育園児にも幼稚園並みの教育を受けてもらえるように、幼保で力を合わせて頑張っています。」

 

フォーラム:「おお!」

 

市長:「幼稚園と保育園の連携だけではなくて、小学校も加えた、幼保小の連携に力を入れています。」

 

フォーラム:「おおお!」

 

今までにあまり気が付かなかった浦安市の取り組みに驚きながら、新制度が始まる前から幼稚園と保育園とで子どもの教育に差が出ないように配慮されていることを実感しました。

 

 

さっきから資料よりも気になるものがテーブルの上に。

フォーラムメンバーが美味しく頂きました。お茶もおかわり。

 

松崎市長の前には、なんと「いちごのショートケーキ」。さすが秘書さん、市長の好みを熟知しているのでしょうか。

 

 

 

1.日本の少子化と浦安市の対応:市長によるご説明

 

市長:「日本の少子化は今、まさに危機的で待ったなしの状況です! このままではいけない! 何とかしないといけない!」

 

フォーラム:(おいおい、日本の話から入っちゃったよ。スケールがすごいぞ。)

 

市長:「浦安市は財政力が高く、大きな力をもった自治体です! 政府と一緒に、先陣を切って、日本の少子化対策に取り組みます!ありとあらゆる手段を考えて、実行するのです!」

 

フォーラム:(おお、何だか熱いぞ。確かに浦安なら可能だ。)

 

市長:「勘違いしている人が多いかもしれませんが、浦安市の財政力=ディズニーではないのです。もちろん、ディズニーは浦安の魅力ですが、実際に、浦安市の財政力を支えているのは浦安市民の力です。私たちは、浦安に住みたいと思える人がこれからも増えるように魅力的な街づくりを目指しています!」

 

フォーラム:(そう、その通り。もっと言ってやってください。)

 

その後、松崎市長の少子化対策のロードマップを市長自らご説明くださいました。こども部の職員さんが来て説明されると思っていましたので感激です。

 

浦安のパワーを少子化対策に伝達するための具体的な計画をご紹介くださいました。このプロジェクトは、内閣府が掲げる新制度をさらに越えたレベル、すなわち、男女の出会いから、結婚、妊娠、出産、子育て、そして子どもが学校に入るまでをシームレスに支援するという大きなスケールで展開されることが分かりました。

 

その柱は「もう一人子どもを産んでみようと思える社会とは何か?」というテーマでした。松崎市長は、「フィンランドのネウボラ」にも言及されていました。

 

福祉大国の北欧のフィンランドでは、「ネウボラ」(Neuvola)という家庭育児支援のための機関があって、妊娠期から子どもが学校に行くまで、切れ目なく、細やかな相談や援助をしています。確かに、これからの浦安の少子化対策はネウボラを参考にしていると感じました。面積的には小さい浦安市が、日本に先駆けて大きな目標に向かっていることを知りました。

 

「子育て中のママさんたちには、たった1時間でもいい、子どもから離れてリラックスできる時間をつくってあげたい! パーマに行く時間すらないというのはよくない!」と、一定時間無料の一時保育の重要性をご説明された市長のお言葉には、ママさんたちへの細やかな配慮を感じました。

 

(注:「パーマ」とは美容院のことです。私たちの世代を育ててくれた親たちはこう呼んでいました。ちなみに自販機の缶飲料の呼び名は、コーヒーを除いて、全て「ジュース」でした。)

 

 

2.ハコモノだけではなく、「情報」と「心」を大切にする子育て支援

 

また、松崎市長のご説明の中で、浦安市の少子化対策では、保育施設等といったハード面だけでなく、子育て中の親の気持ちに配慮したソフト面に対してもさらに力を入れていくように感じました。

 

子育て中の親は、いつも不安や焦り、悩みなどと隣合わせです。追い詰まってしまう親もいます。アドバイスをくれたり、励ましてくれる存在がいれば大助かりです。そのように情報面やメンタル面で背中を支えてくれるのが、浦安市の「子育てケアマネージャー」です。実際に、浦安市では子育てケアマネージャーが頑張ってくださっています。今後は、さらに発展するのではないでしょうか。

 

市長:

みんなで子育てハンドブック~ひとりじゃないよって読んだことがありますか? 実際に、私も読んでみたんですが、最後まで読むのは大変です。今の世の中は、情報が足りないんじゃなくて、情報があり過ぎて困る、そういう時代なんだと思いました。だから、何かあったらすぐに相談できる人を大切にしようと思います。」

 

確かに、この情報量の多さについては、浦安市の新制度についてのグループインタビューでも、フォーラムが提言した点でした。サービスが充実すればするほど、情報量が増え、どこに何があるのか分からなくなってしまうのです。フォーラムからは、資料をPDFではなくて、携帯端末でも読めるようにHTML化することや、ネット環境に配慮して頂くようにお願いしました。市長とフォーラムとが同じ方向性の考えだったことに驚きました。

 

浦安市の「子育てケアマネージャー」については、本質的には、ディズニーランドやディズニーシーの「キャスト」を想像してもらえれば、分かりやすいと思います。ディズニーリゾートでは、キャストと呼ばれるスタッフが、細やかに応対してくださいます。単なる道案内だけでなく、記念撮影をしようとしたらシャッターを切ってくれますし、手を振ってくれますし、困っていたら近寄ってきて助けてくれます。単なる「コンシェルジュ」ではありません。ケアマネージャーはそのように多面的に手厚い応援をしてくれます。

 

そういえば、ディズニーが夢の国であり続けるのは、単にアトラクションが充実しているからではなくて、スタッフからの温かい心遣いがあるからです。浦安市の少子化対策は、このようにハードとソフトの両面から子育てを支援してくれるように感じました。

 

加えて、「都会では子どもが自然で遊ぶ機会が少ない! 親から離れて、泥だらけになって思いっきり遊べる場所がほしい! だから、高洲に土地を用意して、作る! ただし、子どもに元町も中町も新町もない、送迎バスを用意して、みんなに来てもらう!」という計画にも魅力を感じました。

 

 

3.少子化対策について、フォーラムメンバーも一緒に考えてみる

 

ここからは、浦安保育フォーラムの保護者たちが、「どうすれば、子どもが増えるか?」について、現場の立場から自分なりの意見をたくさん発言しました。以下は一例です。

 

・子どもが何人かいて、別々の保育園に預けるのは本当に大変です。勤務時間を削って送迎する世帯がいます。3人目を産んだら、浦安市内の認可保育園を、自分の意志で選択できて、必ず入れるという特典があるなら、ぜひ、もう一人を考えたいです。

・子どものワクチン接種のスケジュールが分からなくて大変でした。こういう少しずつのストレスの積み重ねが、「ああ、もう一人はやめておこう。」という気持ちに繋がる気がします。

・将来設計を立てることが難しくて、老後に備えて貯蓄して、子どもの数を控えようという親がいます。子育てケアマネージャーに「マネープランニング」の要素を入れていただけると、心配せずにもう一人に踏み切れると思います。

・子育て中の父親は、休日の雨や炎天下で子どもを遊ばせる場所が少なくて困っていますし、それがストレスになっています。屋根付きのキッズスペースが充実すると、うれしいです。

・結婚したことのない男女同士の婚活も大切ですが、一人親世帯の中にも、結婚したいと思っている人はたくさんいます。出会いの場が生まれれば、結婚して、子どもを作ると思います。

・仕事が終わって、保育園児の送迎のために急いでバス停に行くと、ちょうどバスが発車してしまう時があります。駅からバス停までダッシュする親もいますし。「あと、1本、バスがあれば、ここをバスが通っていれば。。。」と思いながら仕事をセーブすることもあります。

・妊娠中に子連れでバスに乗り、保育園の送迎に行くのは大変です。浦安市の「お散歩バス」は市民から高く評価され、感謝されています。これからもさらに充実してほしいです。

・結婚に踏み込めない悩みの一つに、「挙式費用が足りない」と考えている切実な男性もいます。無料で使えるチャペルがあるとうれしいです。

・不妊治療をしても、どうしても子どもができなかった夫婦はたくさんいます。「それでも子どもがほしい。大切に育てたい。」と願っています。一方、望まれずに授かって、堕胎されてしまう子どもたちがたくさんいます。浦安市が橋渡しとなって、養子縁組を支援することができれば、子どもが増えると思います。

・婚活については、一般に広く募集すると、結婚ではなくて出会いの場を求めるだけの人が来るかもしれません。例えば、消防士の男性と保育士の女性のように、職場に異性がいなくて、しかも忙しいという職種に焦点をあてて、婚活を支援されてはいかがでしょうか。認可保育園には、結婚適齢期の独身の保育士さんがたくさんいます。

 

驚いたのは、松崎市長が、行政の素人であるフォーラムメンバーの意見を丁寧に聞いてくださり、きちんとメモをとってくださっていたことです。「ふむ。このアイデアは現実的だぞ。ふむふむ。このアイデアは、ここを煮詰めると実現するかもしれないぞ。」と自問自答されているような姿勢に敬服しました。

 

特に、高洲父母会のパパ会長のアイデア「子育てケアマネージャーにマネープランナーの要素を追加するとどうでしょうか?」というアイデアには、「そうか、その手があったか!」と市長が感心されていました。浦安市の子育てケアマネージャー(略: ケアマネ)はさらに進化しそうです。

 

また、小中学校の体育館にエアコンを導入する話では、剣道家やバスケット部の保護者と市長とが意気投合。次世代を担う大切な子どもが熱中症にかかったら大変ですからね。

 

 

4.ディズニーランドでの成人式のきっかけ: 若者の要望から始まった

 

話は少し脱線して、ディズニーランドでの成人式の舞台裏へ。ディズニーランドでの浦安の成人式は、毎年の日本の風物詩として全国に報道されます。この成人式を始めたのは松崎市長です。しかし、これはディズニー側から提案されたことではなかったようです。

 

市長:

いや~、昔はね、浦安市の成人式では、中国雑技団を呼んだり、色々やったんですよ。でも、なかなか若者たちが集まってくれないんです。どうしたもんかと。そして、ある時、何人かの若者が私のところに来たんです。「おい、お前が言えよ! いや、お前が言えよ!」とモジモジ、ドキドキしながら、「あ、あのぉ~、市長は夢をかなえるのが仕事ですよね?」って言ってきたんですよ。

 

「何だろう?」って思って、「そうです。」と答えたんですよ。そしたら、若者たちが「ディズニーランドで成人式をやってくれませんか?」ってお願いしてきたんですよ。(笑)

 

いや~、若者の夢を実現させるのは、本当に大変でした。だって、そもそも、アメリカ人には「成人式」という考えがないんですよ。ディズニーで成人式を挙げるために、オリエンタルランドのお偉いさんがアメリカまで飛んで説明しに行ったんですよ。ははは。

 

市長に直談判した若者もすごいですが、若者の夢を実現させてしまった市長もすごいですね。

 

 

5.最後に

 

松崎市長は「幼稚園と保育園が連携して認定こども園がつくられる際、保護者同士が相互理解できるようになれば」と気遣っておられました。今までの環境が変わると、保護者たちに戸惑いがあるかもしれませんが、私たち保護者は前向きに考えていければと考えています。今後、幼稚園P連とフォーラムとの意見交換ができれば幸いです。

 

最後に、フォーラムの副会長から「市長にどうしてもお伝えしたいことがあります。保育士さんたちの話です。子育てのためには保育士さんのお力が必要です。待遇をより良くしてほしいです。」というお願いがありました。保育士の皆さん、フォーラムは保育士さんを助けようとしています。

 

 

2時間の予定が、話に花が咲き、すっかり時間をオーバーしていることに気が付きました。そう、フォーラム2013のメンバーは、話好き、議論好きの保護者ばかりなのです。しかし、市長も秘書さんも、全く嫌な顔をしていません。

 

フォーラム2013のメンバーたちは、意見をはっきりと言ってくださる市役所の職員さん、園長さん、保育士さんたちを「ストレート・ズバズバ系」と呼び、歓迎しました。本音で話し合ってこそ相互理解ができるためです。

 

まさに、松崎市長は「ストレート・ズバズバ系」です。市民に媚びたところがなく、信念を貫きながら市民のことを考えて進んでおられると感じました。その後は、市長室にお招き頂きました。

 

写真は、市長室で一際目を引く大きな書作品です。日本書記の第3巻、神武記の一節でしょうか。左側のパネルの右から1~2行目に興味深い記載があります。

 

「昔、イザナギノミコト、この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」

 

そうです。「浦安」というのは、大和国または日本国の美称・古称なのです。「うら」というのは古語では「海辺」とか「心」という意味があります。「やす」とは「平穏」のことです。明治時代に浦安村が生まれた時に、「浦、安かれ」という願いを込めて、この名前が付けられました。

 

「松崎市長は、朝、この部屋に入られる時も、忙しい執務中も、疲れて帰られる時も、いつもこの書を見ているのだ、浦安のことが本当に好きなんだ。」と思いました。

 

 

 

そして、市長室にて松崎市長、芦田議員のお二方と記念撮影。日本有数の財政力をもつ浦安市の市長室とあって、豪華なお部屋を想像していたのですが。。。

 

すごく質素でした。水槽では立派に育った金魚が元気に泳いでいましたが。。。手前のソファーが、すっかりくたびれています。来客用の待合室の方がよっぽど立派でした。

 

市長のデスクの上にあるパソコンがとても古くて、「あのパソコンにはフロッピーディスクドライブがあるのでは?」という感じでした。浦安市民のために色々な施設が充実している浦安市ですが、市長ご自身は質素倹約しておられるようです。

 

いつもはガッツポーズで記念撮影するフォーラム2013ですが、「さすがに浦安市長の前でガッツポーズはマズいだろう」と思い、かしこまって写真撮影。。。

 

 

 

で、終わるフォーラムではありません。やはりガッツポーズ!!

 

松崎市長も芦田議員も一緒にガッツポーズ!!

 

フォーラムメンバーの一人ひとりが市長から名刺を頂き、「また、来年も来てくださいね。」と温かいお言葉を頂きました。

 

よくよく考えてみますと、ネットが普及し、メールや画像、動画で瞬時にメッセージを送ることができ、SNSでリアルタイムに意思疎通ができる世の中になりました。小型の携帯端末が発達し、若い世代はネットツールを指先のように操ることができます。

 

しかし、人と人とが理解し合うためには「実際に会って話す」ことが最も大切だと実感しました。声を聞いて、表情を見て、目と目を合わせてこそ、理解し、理解されることがあります。

 

その重要性は、保護者と保護者の間、そして、保護者と園長さん、保育士さん、市役所の職員さんとの交流においても感じました。今後のフォーラム活動においても大切にしていきたいです。

 

市長の松崎秀樹さん、市議会議員の芦田由江さん、貴重な経験をありがとうございました!!

 

 

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